ジェット旅客機の誕生から70年。
航空技術の進化は高速化・大型化・高効率化による発展をもたらし、
新型機の登場とともに人類の移動も革新を重ねてきました。
本書は世界で初めて就航したジェット旅客機デハビランド・コメットから、
空の大量輸送時代をもたらしたボーイング747(ジャンボ・ジェット)、
欧州とソ連そして米国が技術力を競い合った超音速旅客機、
現代のボーイング777、787ドリームライナーやエアバスA380、A350XWBに至るまで、
販売機数の多寡や日本における知名度を問わず、
全57機種のジェット旅客機についてその開発ストーリーと技術的トピックを深く掘り下げ、
分析していく一冊です。
解説は「未完の計画機(1〜3)」などの著書で知られる、航空評論家の浜田一穂氏。
本書では浜田氏による月刊エアライン連載
「Jet Airliner Technical Analysis(2010年1月号〜2013年12月号まで掲載)」の原稿に
最新状況を反映した加筆・修正を行い、掲載写真も新たに再構成をしてまとめました。
また、連載時には取り上げていない新型機の737 MAX、A320neo、A380、787、747-8、A350XWBについては
新規に浜田氏が書き下ろしました。
■刊行種別:書籍
■サイズ:A5判
■ページ数:548